東京には、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)と呼ばれる大学の付属高校があります。明治大学は3校、青山学院は1校、立教大学は2校、中央大学は3校、法政大学は1校です。

これらの付属高校の、あくまで「入りやすさと系列大学への進学のしやすさ」から、独断と偏見でランク付けしましたので、受験等の参考にしてください。
第1位 明治大学付属中野八王子高校 (八王子市)
高校入学の推薦基準がやや緩い。駅から遠くスクールバス。明治大学への進学が好調で9割弱が進学。八王子なので校地が広い。男女共学。前田耕陽(元男闘呼組)や内海和子(元おニャン子)が出身。
第2位 明治大学付属中野高等学校 (中野区)
駅から近い。明大の進学は他の付属と比べ不調でギリギリ8割程度。男子校。スポーツに力を入れている。若貴兄弟、坂口憲二が出身。定時制があった頃は、河合奈保子や森尾由美なども出身。
第3位 法政大学高等学校 (武蔵野市)
昔の法政一高。今は男女共学で制服あり。男女共学で入試が難化した。法政大学にほぼほぼ全員が進学できる。男子校時代は野球などが強かった。田淵幸一がOB。
第4位 中央大学高等学校 (文京区)
定時制だが3年間で卒業できる。校舎は狭くて小さい。学校施設は乏しいが、中央大学理工学部の校舎の一部を使用している。ほぼほぼ全員が中央大学に進学できる。後楽園駅からすぐ近く。東京の付属の中では小規模な学校(4~5クラス)である。
第5位 中央大学附属高等学校 (小金井市)
数年前から中学校ができた。中学校からの入学が比較的入りやすい。かつて比較的自由な雰囲気の学校であった。ほぼほぼ全員が中央大学へ進学できる。秋元康がOB。
第6位 中央大学杉並高等学校 (杉並区)
駅から決して近くもなく敷地も広くないにも関わらず、長年、根強い人気を保っている学校である。ほぼほぼ全員が中央大学に行ける。制服がブレザーである。高校のみ。
第7位 明治大学付属明治高等学校 (調布市)
数年前に調布に移転。男女共学になり入試が難化。ほぼほぼ全員が明治大学へ行ける。駅から遠くスクールバス。路線バスの旅で有名な芥川賞作家の羽田圭介が出身者。
第8位 青山学院高等部 (渋谷区)
青山学院の付属高校で、ほぼほぼ全員が青山学院大学へ入学できる。高校からの入学者はけっして多くなく、高校入試は激戦である。尾崎豊、蓮舫、高橋克典が出身者。
第9位 立教女学院高等学校 (杉並区)
立教大学の系列高校である。立教大学以外への進学者もけっこう多い。井之頭線の三鷹台駅の近くである。お嬢様学校というイメージが根深く、品のよい学生が多いと評判。
第10位 立教池袋高等学校 (豊島区)
埼玉県の新座にあった立教高校が、新座と池袋に分かれた際に設立された高校。池袋の立教大学の向かいにある。立教大学へは、ほとんど進学できる。高校からの入試は、英語重視の独特な入試なので、中学からの入学をすすめる。分離前であるが長嶋一茂がOB。