東海大付属は入りやすい?

もうすぐ五月ですね。いかがおすごしでしょうか。

2023年度入試を振り返ると、東海大学の付属高校全体が合格しやすくなってきている傾向が見られます。

東海大学の付属高校は、東海大高輪台(港区)、東海大浦安(千葉県浦安市)、東海大相模(神奈川県相模原市)、東海大市原望洋(千葉県市原市)、東海大菅生(あきる野市)あたりが東京都やその近郊に住んでいるいる人にとって通学可能な学校です。提携校である東海大菅生は卒業生の3割程度しか東海大学に進学しませんが、他の高校は卒業生の8割程度が東海大学に進学しています。

東海大学は文系、理系の学部が揃っているだけでなく、医学部や海洋学部など他の大学に少ない学部もあり、巨大な総合大学として日本大学と並んで人気の大学です。

昭和後期から平成にわたっては、東海大学高輪台、東海大浦安、東海大相模は偏差値60前後を常にキープしてきました。また、東海大菅生や東海大市原望洋も偏差値50台前半をキープし続けて安定した人気の高校でした。

しかし、令和に入り少子化の景況もあり東海大学の付属高校の偏差値は、ほとんどの受験情報媒体において低く表記される傾向にあります。例えば、2023年度入試が終わって、ある媒体では、東海大高輪台は53、東海大浦安(進学コース)は56、東海大市原望洋(総合進学コース)50、東海大相模は57、東海大菅生(進学コース)は49と表記されています。

しかしながら、推薦基準は東海大高輪台5科20以上または9科35以上と高く、東海大相模も5科20以上かつ9科34以上と高く、東海大浦安も5科20または9科366以上で作文面接のみ、5科18または9科34で筆記試験(国・数・英)、面接での選抜というように、偏差値とは違い高い内申点(偏差値60程度の高校の推薦基準と変わらない)を必要としています。

以上のような状況を鑑みると、内申点が足りない受験生は一般受験で受験した方が合格しやすいのか・・・と思ってしまいますが、どの高校も併願推薦制度があり、果たしてフリーの受験生がどのくらい合格する可能性があるのかは・・・各学校が一般入試の内訳を発表していないので未知数です。

つまり、予想するに東海大学の付属高校においては推薦基準に満たない受験生もなんらかの救済措置によって推薦受験生として取り扱われている可能性があると考えられます。また、一般受験生の偏差値層がけっして高くない状況があることも予想できます。

つまり、予想するに東海大学の付属高校においては推薦基準に満たない受験生もなんらかの救済措置によって推薦受験生として取り扱われている可能性があると考えられます。また、一般受験生の偏差値層がけっして高くない状況があることも予想できます。

結論から言うと、偏差値50から偏差値55の層もあきらめずにチャレンジすると合格する可能性がそれなりにあると言えそうです。がんばってください!

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