みなさんこんちは、朝と夜の寒暖差がはげしくなってきました。風邪を引かないよう気を付けて日々をお過ごしください。
さて、今回は日本大学豊山女子高校(板橋区)と東京家政大学附属女子高校(板橋区)を検討していきたいと思います。両校とも東京の西北部にある板橋区に所在する学校です。そして最近減っていますが、一部に人気の女子校です。そして大学附属の学校です。
ある意味では女子高校という独特な雰囲気の中で、それを強みとした教育を行い安定した人気のある学校ですが、一緒に考えていきましょう。

【入試難易度】
両校とも偏差値55~60程度で入学できる学校です。近年はコース制を取り入れているので、特進コース(日大豊山女子は理数コースもある)と進学コースで違いますが、ほぼこのあたりの数値の生徒が大勢います。昭和の時代から変わらず安定した難易度です。
【進路】
日大豊山女子は、日本大学へ約6割の生徒が優先入学しています。近年は他大学の受験にも力を入れており、他大学受験のコースの生徒が実績を少しずつ上げています。一方、家政大女子も約4割弱の生徒が系列の東京家政大学、東京家政大学短期大学部へ進学しています。他大学受験生も年々増えつつある状況です。
【通学】
両校とも板橋区にあります。日大豊山女子は板橋区の中台にあり、最寄り駅は東武東上線の上板橋駅、都営三田線の志村三丁目駅から徒歩15分程度の場所にあります。また赤羽駅や練馬駅からスクールバスも出ているようです。一方、家政大女子は板橋区の加賀にあり、JR埼京線の十条駅から徒歩5分程度の場所にあります。また、JR京浜東北線の東十条駅、都営三田線の新板橋駅から徒歩12分程度、東武東上線の下板橋駅から徒歩15分程度でも通学できます。
【施設】
日大豊山女子は比較的コンパクトな校地ですが、隣接する日大豊山(文京区にある男子高校)のグランドを借用して教育活動を行っているようです。家政大女子は、東京家政大学に隣接する場所にあります。大学のキャンパスと一体となっていて、緑豊かな十分な広さの学園とです。温水プールがあります。
【部活動】
部活動は盛んにおこなわれています。日大豊山女子ではスポーツ推薦も実施されています。両校とも男子がいない、また大学附属の強みを生かして、のびのびと部活動に専念できる環境があるようです。家政大女子はドリルチーム(チアダンス)部が全国レベルで実績があります。
【併設中学校】
ともに、併設の中学校がありますが、高入生の方が多いので、高入生が肩身の狭い思いをする印象はまずありません。
【所感】
要は、日本大学と東京家政大学のどちらに進学したいか、もしくはどちらかの大学に進学する特権をもちつつ他大学に挑戦する気持ちをもって高校生活を送りたいか・・・ということが決め手になると思います。個人的には、どうしても家政関係の専門的な学問を学びたい人は、家政大女子、幅白い選択肢の中で大学進学を考えたい人は日本大学の付属である豊山女子という考えがいいのではないかと思います。栄養士や被服関係、小学校教諭など女子に人気の学問や職業などもを考えると、確かに家政大女子も魅力的ですが・・・まあ無難なのは日大ですかね。まあ難しいですね。