都立or私立・・下位校のケース

都立に行くか、私立に行くか・・悩むところです。まあ都立、私立とひとくくりにはできず、学校によって全然違うのですが、入学時の偏差値と卒業時の進路状況を中心(入口と出口)を視点に、考えていただくための資料として今回は比較的偏差値が高くなくとも合格できる高校(偏差値40程度)で考えてみたいと思います。しかし、これはあくまで偏差値としての視点で見た下位ですので、学校の建学の精神や生徒の質の低さではありませんので誤解せずに読んでください。

〇青井高等学校(都立高校)

この学校は東京都足立区にある男女共学の高校です。最寄り駅はつくばエクスプレスの青井駅から徒歩10分程度の場所にあります。2020年3月の卒業生は189名です。そのうち大学進学32名、短大・専門69名、就職62名、その他26名です。現役大学合格実績ベスト5のうち、1位は千葉商科大学と流通経済大学で各6名、3位は埼玉学園大学、日本工業大学、産業能率大学各2名となっています。日東駒専以上の大学はいませんが、文教大学に1名合格しています。

〇堀越高等学校(私立高校)

この学校は東京都中野区にある男女共学の高校です。最寄り駅は中野坂上駅で、徒歩10分程度の場所にあります。2020年3月卒業生265名です。内訳は大学進学が55%が、短大・専門が37%、就職が7%、その他が1%となっています。この高校の現役大学合格実績数ベスト5は1位は帝京大学16名、2位は西武文理大学11名、3位は嘉悦大学、帝京平成大学、東京工芸大学、明星大学で各10名です。日東駒専以上の合格者は、駒澤大学2名、東京農業大学1名、東洋大学3名、日本大学4名、明治学院大学2名で合計12名です。

【総評】

この2校を比較すると、私立の下位高校の方が大学進学率は高いといえます。逆に都立高校については就職率が高いと言えます。ですから、大学進学を目指す人は私立の下位高校に進学したほうが比較的に有利であると考えられます。また、就職することも視野に入れて高校に進学する人は、都立高校の下位高校の方が、同じ目標のクラスメイトと励ましあいながら就職試験を受験できると思います。もちろん、この2校以外の学校も検討して、自身に合う学校を選んでください。

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