偏差値低くても入れる進学率が高い学校

高校に入学する時点で、出口のことを考えることが大切なことを、このサイトではずっと伝えてきました。

ということで、今回は入りやすい高校(偏差値45以下)なのに、大学進学率が高い高校をご紹介します。もちろん大学進学だけが、正しい進路選択ではありませんので、中学時代はあまり勉強しなかったり、勉強したけど成果が出なかったりだったけど・・大学に進学したい人は参考にしてください。

武蔵野高等学校(東京都北区)

北区の西ヶ原にある学校です。最寄り駅は西巣鴨駅から10分程度歩いた場所にあります。ここは特進コースと進学コースがあります。偏差値は特進ステージ47、進学ステージ43です。比較的、入りやすい高校と考えられます。しかし大学進学率は比較的、高いです。ここの高校の大学進学率を押し上げている要因は、系列大学の武蔵野学院大学への内部進学数の高さです。2020年3月の卒業生は310名ですが、4年制大学へ238名、短期大学へ16名、専門学校42名、就職5名、進学準備等9名です。そして、その中で69名が武蔵野学院大学へ、10名が武蔵野短期大学へ内部推薦で進学しています。また、合格数の多い大学は、国士舘大学や帝京大学ですが、いずれも2桁の合格実績をコンスタントに積み上げています。入りやすい大学に的を絞り、確実に現役で大学進学進学させる進路指導が実を結んでいる学校だと思います。

中央学院大学中央高等学校(東京都江東区)

江東区亀戸にある学校です。最寄りの駅は亀戸駅で、徒歩15分程度の場所にあります。ここの学校は普通科と商業科があります。偏差値は普通科43、商業科41です。しかし、大学進学率は高いです。ここの高校の大学進学率を押し上げている要因は、系列大学の中央学院大学への内部進学数の高さです。2020年3月の卒業生は105名ですが、4年制大学へ71名、短期大学へ3名、専門学校へ25名、就職3名、進学準備等3名です。そしてその中で、中央学院大学への内部推薦での進学者は23名です。また、千葉商科大学に2桁の合格数を挙げるなど、コンスタントに他大学の進学実績も積み上げています。この高校も入りやすい大学に的を絞り、確実に現役で大学進学する進路指導が実を結んでいる学校だと思います。

聖パウロ学園高等学校(東京都八王子市)

八王子市の下恩方町にある高校です。高尾駅からバスでないと到着できない場所にあります。グローバルクラスとセレクティブクラスがあります。入学偏差値はグローバルクラスが46、セレクティブクラスが43です。しかし、大学進学率は高いです。ここの高校の大学進学率を押し上げている要因は、宗教学校であることと、かつては中堅の進学校であった時の実績というか遺産を指定校推薦などの枠という形で、いまだ引き継いでいることにあると思います。(徐々に遺産は減っていくと思われますが・・・)2020年3月卒業生69名のうち、4年制大学進学者は48名、専門学校11名、進学準備等10名です。ちなみに指定校推薦の枠は、工学院大学、桜美林大学、聖心女子大学、武蔵野大学、明星大学、帝京平成大、高千穂大学、亀田医療大学、駿河台大学、相模女子大学、山梨学院大学、松蔭大学、上智大学、亜細亜大学、帝京大学、神奈川大学、東京電機大学、玉川大学、日本薬科大学等に推薦枠があるようです。

日本学園高等学校(東京都世田谷区)

世田谷区の松原にある学校です。京王線明大前駅から徒歩5分程度の場所にあります。ここは特進コースと総合進学コース、スポーツコースがあります。偏差値は特進コース53、総合進学コースは45です。総合進学コースは入りやすい高校と言えます。この高校の4年制大学の進学率は高いです。この学校の大学進学率を高くしている要因は、学校が早朝や放課後にモジュール講習を行い、生徒が自分自身に合った講習を組み合わせ実力を向上させていく取り組みと歴史ある男子校としての評価が高く、大学から推薦枠を貰えていることだと思います。2020年3月の卒業生は164名で、内訳は4年制大学進学者は135名、短期大学1名、専門学校17名、就職2名、進学準備等9名です。大学合格数ベスト3は、1位日本大学22名、2位帝京大学19名、3位専修大学18名です。指定校推薦枠は、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、東海大学、獨協大学、神奈川大学、東京電機大学、玉川大学、工学院大学、立正大学、国士館大学、東京経済大学、桜美林大学、文教大学、杏林大学、武蔵野大学、明星大学等

国本女子高等学校(東京都世田谷区)

この学校は世田谷区の喜多見にある学校です。小田急線の喜多見駅から徒歩2分の場所にあります。この学校は少人数教育をおこなっている学校です。(実際は定員割れなのですが・・・)1学年60名前後の生徒を2~3クラス編成で教育しています。入学の偏差値は45です。卒業生の進路は2020年3月卒業生57名のうち4年制大学44名、短期大学3名、専門学校7名、就職1名、進学準備等2名です。ということで大学進学率が高いです。この理由は少人数教育できめ細やかな指導ができてしまっていることと、指定校推薦等の枠が大きいことにあると思われます。指定校推薦の枠は、大妻女子大学、日本大学、駒沢大学、帝京大学、専修大学、日本女子大学、立命館大学、玉川大学、桜美林大学、実践女子大学、フェリス女子大学、昭和女子大学、東洋英和女学院大学、女子美術大学等です。

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偏差値低くても入れる進学率が高い学校」に2件のコメントがあります

  1. 私は日本育ち外国人で今中学3年です。偏差値も内心も低いです一学期に社会1もとってしまいた。北辰の結果で三教科42くらいです。こんなだめだめですが大学には行きたいと思ってます。こんな私が入学できてfランではない普通の大学に行けるような高校を教えて欲しいです。

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    1. なかのさん こんにちはya
      ご希望、およびご自身の現在の成績を詳しくお聞かせできれば詳細な受験相談に応じれますが、
      とりあえず、現在いただいてる情報を基におすすめの進学先は、
      〇首都圏以外の日東駒専、東海大学の付属高等学校への進学です。
       例えば、山梨県の東海大学甲府高等学校への進学はいかがでしょうか。寮生活になると思いますが、東海大学の進学はかなり有利になると思います。
      〇もし都内もしくは首都圏での大学進学の希望でしたら、Eランクの大学の付属高等学校への進学はいかがでしょうか。
       例えば、中央学院大学中央高等学校(東京都中央区)や拓殖大学紅陵高等学校(千葉県木更津市)がお勧めです。
      〇また、定時制や通信制の学校も選択肢の一つです。
       例えば、東海大学付属望星高等学校(東京都渋谷区)からも東海大学への進学が可能です。
      〇最後に、偏差値が低くても入学できる公立高校でも、高校で真面目に内申点を稼ぐ自信があるなら有名大学への進学が可能です。
       例えば、都立の商業高校から明治大学の商学部をはじめとして有名大学の商学部に推薦入学することができる指定校推薦枠が商業高校には用意されています。高校で内申点を稼ぐことが可能ならば、偏差値40前後の公立商業高校への進学も視野に入れてみてください。

       がんばってください!

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