今、都外の付属がお得!

みなさん、東京都に住んでいると、どうしても東京都内の高校を中心に進路先を探してしまうと思います。

しかし、いま茨城県、栃木県、山梨県の付属高校がお買い得というかお得であることにお気づきでしょうか。

もちろん、都内から通学するとなると大変かもしれません。場所によっては不可能で、寮生活・・・なんてこともあるかもしれません。でも、大切なのは目の前の三年間よりその後の四年間(大学生活)だったり、就職試験だったり・・・するわけです。ぜひ視野を広げて、進路を熟考することをお勧めします。

今回は、茨城県、栃木県、山梨県のお得な付属高校をご紹介します。

東洋大学附属牛久高等学校(茨城県牛久市)

この学校は、足立区や葛飾区の荒川区周辺からだったら1時間30分程度で通学できる学校です。東洋大学の附属高校で、優先入学の枠が都内の京北高校より充実しています。そして、今はやりの半付属高校として他大学の受験実績も上げていて、こちらもなかなかです。2020年3月の指定校推薦枠は、早稲田大学1名、東京理科大学3名、学習院大学1名、明治大学1名、法政大学1名、日本大学2名、成蹊大学3名、成城大学2名、明治学院大学3名、獨協大学3名、芝浦工業大学1名、東京薬科大学1名等となっています。ここの入学試験の偏差値は、特進61、グローバル57、進学56です。推薦基準も、特進は5科22ですが、グローバルと進学は5科18(グローバルは英語が4もしくは英検準2級)です。ちなみにスポーツコースは9科27です・・。つまり、都内の東洋大学京北高校より入口はあきらかに楽ですが、出口は勝るとも劣らない結果が出ています。お得です!

岩瀬日本大学高等学校(茨城県桜川市)

ここは、以前まで土浦日本大学の分校として運営されていた学校ですが、2002年に正式に岩瀬日本大学高等学校として開校された学校です。この学校は、JR水戸線の羽黒駅から徒歩10分程度ば場所にあります。東京からは、湘南新宿ラインに乗って小山駅から水戸線に乗り換えて行くと、例えば北区の赤羽駅からだと1時間30分程度で通学することができます。この学校は日本大学の系列高校ですので、日本大学へ優先入学することができます。2020年3月の卒業生が171名中、93名が優先入学しています。国立・特進コース、日大・総進コースがありますので、国立・特進コースは他大学受験を前提に指導を行っているようですが、実績については未知数です。ちなみにこの高校は入口である入学試験の偏差値は、国立・特進コースが58、日大・総進コースが46です。推薦基準は、日大・総進学コースが3科9もしくは5科15です。特進コースはそれより+2から3程度の基準と考えられますが不明です。なお、3科12もしくは5科20で特待生待遇の対象になるとのことです。これは同県内の土浦日本大学や都内の日大の付属高校の基準からしたら、ビックリしてしまうくらい入りやすい学校です。そして、出口でも6割弱の卒業生が日本大学へ進学している結果を見ると、お得と言わざる負えません。

國學院大學栃木高等学校(栃木県栃木市)

この学校は、東京都にある國學院高校や國學院大學久我山高校と同じ、國學院大學の系列の高校です。半付属高校として國學院大學の優先入学と他大学受験に力を入れている学校です。この学校は、東武日光線の栃木駅からバスで通学することができます。足立区や台東区、墨田区、葛飾区周辺からなら2時間程度で通学することが可能です。この学校には4つのコースがあります。特Sコース、特選コース、選抜コース、文理コースです。この学校は國學院大學の系列ですので、國學院大學へ優先入学することができます。2020年3月の卒業生341名中、88名が國學院大學へ優先入学しています。この高校への入学偏差値は、特Sコースは67、特選コースは57、選抜コースは50、文理コースは43となっています。また推薦基準は、特選コースは5科21以上(Sコースと特選コースの基準の別は不明)、選抜コースは5科18以上、文理コースは5科16以上となっています。推薦基準はやや高めですが、一般入試の偏差値は相当進学しやすいと言わざる負えません・・・都内の國學院高校や國學院久我山高校と比較するとビックリしてしまいます。他大学進学の実績は明らかに都内の國學院の系列高校と比べれば高くないのですが、國學院大學の推薦の権利があることが鑑みれば、この高校は間違いなく・・お得な高校です。

佐野日本大学高等学校(栃木県佐野市)

この学校は日本大学の系列の高校です。東武線の栃木駅、JR線の小山、古河駅からバスで到着することができます。都内の北部からの通学だと1時間30分から2時間程度で通学することができます。この高校のは、日本大学と他大学の受験に力を入れている半付属高校です。特別進学αコース、特別進学コース、スーパー進学コース、進学コースを設置しています。 もちろん進学コースからでも日本大学へ優先入学することができます。 2020年3月の卒業生473名中、日本大学へ304名が優先入学をしています。他大学の合格実績は、難関大学へ各校に数名ずつの合格・・といったところです。入学するための偏差値は、特別進学αコースは69、特別進学コースは61、スーパー進学コースは54、進学コースは47です。推薦基準は、特別進学コース(αと特進コースの基準の別は不明)は5科22、スーパー進学コースは5科19、進学コースは5科17もしくは9科31です。すこし、推薦の基準は偏差値に比べて高い印象があります・・・。もちろん条件により内申点に加点することができるそうです。ここの学校のお得度は、岩瀬日大と同じで、この偏差値とこの内申基準では都内や神奈川県、千葉県の日大の系列校には進学することができません。しかしながら、卒業生の6割程度を系列大学に進学させている実績を鑑みれば、お得な学校と言わざる負えません。

日本大学明誠高等学校(山梨県上野原市)

この学校は、日本大学の系列の高校です。なんどかこのサイトでもご紹介しているのですが、お得な学校です。この学校は、中央線の上野原駅から徒歩20分程度で着く場所にあります。上野原駅は八王子市にある高尾駅から3つ目の駅で、所要時間は20分ほどで到着します。東京都の西部にお住いの方なら、1時間から1時間30分程度で通学ができる学校です。実際に在校生の7割程度が東京都と神奈川県から通学しています。さて、この学校は、特進コースと普通コースに分かれています。日大に進学することを前提とする普通コースと他大学や日大の難関学部への進学を前提とする特進コースに分かれています。2020年3月の卒業生334名中、224名が日本大学へ優先入学しています。他大学の進学実績は・・・未知数ですが・・・とくにかく日大へ7割程度が進学する学校として、ここ数年学校の運営がされています。この学校の偏差値は、特進コース57、普通コース52です。内申の基準は特進コースは5科20、普通コースは5科18もしくは9科30です。推薦基準が高いような気もしますが・・・、とにもかくにも、都内の日大付属より入学しやすく、かつ東京都西部の受験生にとっては通学しやすい日大の付属高校ということで、お得です。

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