みなさん、夏の風物誌は高校野球ですね。

男子ならだれもが一度くらいは甲子園に行きたいと思ったこともあるかもしれません。しかし実際に野球部に入って野球をやるのはいろいろ大変ですし、強い高校に入学したからといって、セレクションを経て入学していない人は入部できなかったり、募集要項には書いてない謎の(?)選考基準で入学していたりと、まああまり一般の生徒は直接関係のないことかもしれません。(関わらないほうが身のためかもしれないなどという説も・・)
都立小山台高校(実は・・そんなに恵まれいなくもないのですが・・)や都立国立高校のように恵まれていない環境で甲子園に出る学校もありますが、東京都は校地がせまいので、他にもいろいろと恵まれていない高校はあります。ここでは、条件が悪かったり、大胆なセレクションを実施していないのにも関わらず、都立小山台高校のように誰も同情してくれなくても、そこそこ実績を上げてたりしている高校を紹介します。まあ別の言い方すれば、甲子園には行けないかもしれないけど、一般入学生徒も野球をがんばれそうな学校でもあります。
●錦城学園高等学校
となりの正則学園もそうですが、学校の校庭がないと言っても過言でないくらい小さいので、荒川の土手で練習しています。ベスト16ぐらいは行けます。実績はないが、神保町の街を歩く野球部の姿は、強豪校の雰囲気を思わせる風格があります。
●駒澤大学高等学校
厚木にグランドを購入したので、一応専用グランドはありますが、あまりにも遠いので土日しか使えないようです。用賀の学校の校庭は狭いです。甲子園にも出場経験があります。スポーツ推薦入学者はいますが、一般の生徒もそれなりにがんばれるでしょう。ベスト8は目指せるかと思います。
●専修大学附属高等学校
学校の校庭がテニスコート2面程度の大きさしかないので、市民グランドを週に数回借りて練習をしています。スポーツ推薦はないと公表しているようですが、シニアチームからそれらしい選手が入学しているとの情報もありますが、定かではありません。ベスト8まで進める可能性は大。
●東海大学付属高輪台高等学校
放課後に港区の高輪台から、首都高速をかっとばし、埼玉県の大宮までバスで1時間かけて行き、専用グランドで練習をしています。なぜに大宮ということについては、いろいろ理由があるそうですが・・・とにもかくにも大宮のグランドは素晴らしいグランドです。甲子園には、もしかすると出れそうなレベルです。スポーツ推薦入学者がいます。
●日本大学第二高等学校
毎年、本当にセレクションやっていないの?と思わせる不思議な生徒がいるとかいないとか。でも入学試験要項を見ると、スポーツ推薦はいないと解釈できます。杉並区天沼(荻窪から徒歩15分)からバスで立川市へ練習に行きます。甲子園出場は、もしかするとありかな・・。
●明治大学付属中野八王子高等学校
入学要項にも記載されている正式なスポーツ推薦入学者がいます。専用のグランドも持っていますが、いろいろな眼もあり、大胆な人数を入学させることができず、甲子園にでれないでいる学校です。施設は恵まれています。早実のように思い切った入学をさせれば・・甲子園も・・。一般入学生も頑張れる余地があります。
●明治大学付属中野高等学校
昔はともかく、今は入学要項にも記載されている正式なスポーツ推薦入学者がいます。数年前、多摩市に専用グランドができたので、恵まれてるといえば恵まれているが、早実のように大胆な人数を入学させれば・・甲子園も・・。一般入学生もまだ頑張れる余地があります。